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あの時知らずに済んだ使命

「作戦」を好きという人もいれば、嫌いという人もいるはず。なにも思わない人も。君が思う「姉ちゃん」って、どう?
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余裕で跳ねる友人と冷めた夕飯

ある暑い日の夕方、少年はママからおつかいをおねがいされ、はくさいとネギとぶた肉を買いに行く途中だった。
少年は喜んだ。
今日はお鍋だ!いやっほぅ!…と。
しかし、ありえない事が次の瞬間に起きた。
なんと、ズボンのポケットにあるはずのお使い用の2千円が、無いのである!
少年はお店のレジに並ぶ前に、念のためポケットの中に手を入れて確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金がないことを知ったのである。
怒られるのを承知で、少年はしょうがなく手ぶらで家に帰ることにした。
次回からは、お金はクツの中かくつ下に入れよう。
少年は悔し涙を浮かべつつ、そう決意した。

怒って歌う母さんと履きつぶした靴
少年はめちゃめちゃ腹ペコだった。
あと数日で夏休みという時期、小学校から歩いて帰宅している時だった。
蝉も騒々しく鳴いている。
陽の光は強く、夕方にもかかわらず、まだまだ陽は低くなかった。
少年は汗を流しながら一人で歩いていた。
友達と一緒に帰ることも多いが、今日は大変腹ペコだったため、とっとと帰宅してとにかく何か食べたかった。
少年が食べるつもりなのは、昨日の夕食のカレーの残り。
昨晩のカレーは、たしか鍋にいくらか残っていた気がする。
ご飯もたぶん、残ったのが冷蔵庫に入ってたはず。
少年はカレーを食べる自分を思い浮かべて、足早に家へ向かった。
すると顔からは汗がますます噴き出してきた。

ひんやりした平日の朝は座ったままで

本日の晩御飯は一家そろって外食なので、少年はウキウキワクワクしていた。
何を注文しよう、と出発前からいろいろと思案していた。
スパゲッティにピザ、カツ丼にねぎとろ丼、なんてメニュー一覧には何が載っているのかと想像していた。
行く場所は最近できたファミリーレストランだ。
お父さんが運転している車はそろそろお店に到着する。
お母さんは助手席からお父さんに話しかけている。
お姉ちゃんは少年の隣で、週刊誌をパラパラめくっている。
少年は車から降りると、期待に胸を膨らませて、入り口の扉を真っ先に開けた。

笑顔で歌う妹とよく冷えたビール
江國香織の物語に出てくる主役は、どことなくクレイジーである。
例えれば、ホリーガーデンの果歩。
他にも、きらきらひかるの笑子。
それと、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの隠された性質を、大げさにして表した結果なのだろうか。
一番クレイジーなのが、「神様のボート」で登場する葉子。
もしかすると迎えに来るかもしれない「あのひと」を待ち、逗子や草加に引っ越しをする。
恋人を絶対に忘れないよう、絶対会えると信じて。
しまいに「ママは現実を生きていない」と、愛娘の草子に言われるが、この女性には全然響かない。
これが、この小説の究極にクレイジーなところだ。
実際にウエハースの椅子には絶対に座りたくないけれど、神様のボートには乗りたい。
江國香織さんの書く、クレイジーでも魅力的で頼りない女性たちが大大大好きだ。

涼しい日曜の深夜に外へ

きのうは、梅雨があけてから初めて雨が降った。
チヌ釣りの約束を仲間としていたのだけれど、雷までなっているので、さすがに危なそうで行けない。
確認したら、雨が降っていなかったので、できれば行くということになったのだが、釣りに行く準備を終えて、行ってみたけれど雨が降ってきた。
雨が止んで来ていた釣り人が、あわてて釣りざおなどをしまっていた。
えさも解かして用意していたのにもったいなかった。
またの機会にと話して釣り道具を片づけた。
来週は晴れみたいだ。
なので、次こそ予定を立てて行ってみる。

悲しそうに泳ぐ家族と夕焼け
とある大きな業務があったとき「まあ、なんとかなる」と考えていた社会人になりたての自分。
その時、自分を含むプロジェクトメンバーのみんなが「過ぎてしまったら大したことないよ」などと楽観的にとらえていた。
すると指導官の社員さんが言ったセリフが脳裏に残っている。
「成功に向かって十分に準備を進めたからこそ、業務終了後に成功するだけの話。
なので、このように軽くとらえていて、偶然にも業務が簡単だったという意味は含まれていません。
終わってしまえば簡単だったと言う裏の意味は、それとは逆です。
前から真面目に勉強し準備をしたからこそ、能力が有り余って、業務が円滑に進んだという事を言っています。
じゅうぶんその気になりましたか?
甘く見ないで真剣に取り組んでください。」
と言うセリフ。
それから、私たちはそれに向けて全力をそそぎなんとか収めきることができた。

じめじめした木曜の日没に焼酎を

慢性冷え性にかかってからは、多少はハードだけれど、やっぱり寒い季節がマストだ。
部屋の空気が乾いているので、カラッとした香り、加えてヒーターの心地よさ。
冬の太陽って豪華な気になれるし、レフを持っていく、冬の朝の海岸も美しい。
空気を撮りたかったら、一眼レフもOKだけれどトイカメラでめちゃくちゃシャッターに収めるのがなかなか趣のあるショットがゲットできる。

じめじめした平日の夕暮れに昔を懐かしむ
オフィスで話すようになった女の人がいる。
ちょっと風変わりなイメージで、彼女の話はどれも興味深かった。
おまけに彼女は資格マニアだということ。
ベビーシッターの免許、ネイリスト検定2級、インテリアコーディネイター。
児童英語教師、漢字検定準1級、危険物取扱。
公認会計士も取得していると聞いたような。
さすがにこのことを父に話してみたところ、あなたの聞き間違いだと思う、など言われたけれど。
彼女は、30歳年上の部長と職場結婚で退職していった。

騒がしく熱弁する姉ちゃんと冷たい肉まん

高校のころから知ってはいても行ったことはないですが、真っ暗な動物園は、夜行性の動物がめちゃめちゃ動いてて昼とは違い観察していてたまらなく楽しいらしい。
知ってはいても、暗くなってからの動物園は動物を観察しに行ったことがないけれど、娘がもうちょっと動物をこわがらないようになったら見てみようと考えている。
もうちょっとわかるようになったら、絶対に、子供も楽しんでくれるだろうから。
ふだんの動物園と異なった気分を私も興味があって見てみたい。

風の強い休日の深夜に散歩を
都内ではるか昔より有名な下町が、台東区浅草。
中でも参拝客の多いお寺が浅草の観音様だ。
そこそこ最近、浅草寺へご参拝に行ってきた。
久々に行く都内浅草詣で。
さらに、自身の目で実際に確認し分かったのが、海外からのツーリストが多いという事実。
世界各国よりツーリストが集うここ浅草だけど、前より明らかに多い。
おそらく、世界で一番の総合電波塔、東京スカイツリーが建った影響もあるだろう。
近隣の諸国からは、羽田ハブ化に伴い身近になったという事で、そして、ヨーロッパの方や欧米諸国からは、着物や和装小物に憧れて来ているツアー客が多いのかもしれない。
いずれ、これからの未来も多くの外国人が来ることを想像させられた。
この国の良さをみつけぜひ楽しんで心に残る印象を抱いてほしい。
私は、仲見世通りをじゅうぶん散策することができた。
お土産に名物の人形焼と、雷おこしをたくさん購入して、着物や帯も見せてもらった。
宝蔵門を抜けると、立派な本堂が見えてくる。
こちらの瓦屋根は、チタン瓦を取り入れて、改修工事を行ったという。
本堂の観音に日頃の感謝と旅の無事を祈りしっかり手を合わせてきた。
頑張りがいつかどこかで実りますように。

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